ファインバブルのつくり方

ファインバブルを作り出すさまざまな方法が考えられ、使われています。

ファインバブルはとても微細な泡なので、いろいろな工夫をしなければ作ることができません。そこでさまざまな原理を応用した製造方式によるファインバブル発生装置が考案・販売されています。

マイクロバブルは、大きな気泡を液体の強い流れによってせん断(引きちぎったり切断したり)して細かく砕く方式、圧力を上げてガスを良く溶かした液体をつくったあと、急に圧力を下げて発泡させる方式の製造機が現在広く普及しています。

さらに微細なウルトラファインバブルをつくるにはさらに大きな工夫が必要です。マイクロバブル水を原料として「高速旋回液流式」や「加圧溶解式」をもちいたウルトラファインバブル製造機が実用化されています。

主なマイクロバブルの製造原理

分類方式製造原理
液のせん断による気泡の破砕旋回流液式高速液旋回流による気泡の粉砕
エゼクター式
ベンチュリー式
気液流路内の急激な圧力変化による気泡の粉砕
微細孔式微細なガス分散孔による気泡の微小化
スタティックミキサー式気液流路内の障害物による気泡のせん断
液中溶存ガスの析出加圧溶解析出式加圧下の飽和溶液の急減圧による気泡の析出
加温析出式常温の飽和溶液の急加温による気泡の析出
蒸気泡の急凝縮蒸気直接接触凝縮式蒸気の直接接触凝縮による混合ガス気泡の微細化

主なウルトラファインバブルの製造原理

分類方式製造原理
マイクロバブルを原料とする方法高速旋回液流式気泡を高速旋回液流で粉砕し、液中にマイクロバブルとウルトラファインバブルを発生させ、マイクロバブル浮上分離後、ウルトラファインバブルのみ液中に残留させる。
加圧溶解式気体を加圧して液中に過飽和で溶解させる。急減圧により、液中にマイクロバブルとウルトラファインバブルを発生させ、マイクロバブル浮上分離後、ウルトラファインバブルのみ液中に残留させる。
ウルトラファインバブルを直接生成する方法界面活性剤添加微細孔式界面活性剤を液体中に十分に添加し、気液界面張力を低下させて、非常に小さなガス分散孔からウルトラファインバブルを分散させる。
超音波キャビテーション液中の溶存ガスからキャビテーションによってウルトラファインバブルを生成させる。