植物成長促進
植物成長促進効果
FBの効果内容
農業水にファインバブル(空気、酸素利用)を供給することで、植物の成長が促進されます。
特に、根茎の生育による生育期間の短縮や生産性および品質面での向上が期待できます。
【引用した論文】
・「マイクロバブルのゼータ電位が水耕コマツナの生育に及ぼす影響」 滋賀県立大学工学部 南川久人他
2018/9/1 実験力学 Vol.18 No.3
・「ウルトラファインバブルの作物栽培への応用研究」 福島大学 二瓶直登 東京大学 濱本 昌一郎
2020/12/18 第6回 ファインバブル学会連合シンポジウム
【論文での解明内容】(作用・原理)
農業分野で利用される水にファインバブル(空気、酸素利用)を供給することで、植物の成長促進や収量の増加、品質の向上、それらに関与する要素を明確にすることを目的としている。
数々の報告より、生育促進にはゼータ電位が関与しており、これにり揚水・栄養分の吸収が向上することを示唆している。
■ファインバブルを含んだ水(FB水、(空気、酸素利用))を供給することにより、植物の成長が促進される
FB表面がマイナスに帯電することでの吸着性
水中ではFB表面はマイナスに帯電する(ゼータ電位)。
マイナスに帯電したFBがプラスに帯電した物質(イオン)を引き付ける。
FBは植物の根に集まり、水揚げを促進する。
【適用条件等の制約事項その他】
①供給水の水質管理 DO、pH、水温、EC,ORPなど
②ゼータ電位の変動 ゼータ電位はpH値により電荷が変動することに注意が必要
③ファインバブル濃度 環境条件に適したファインバブル濃度を選定する
④養液管理 吸収性の変化に対応した濃度管理が必要となる
バブルの粒径、個数濃度、水流の強さ、水の温度、対象の物質などの条件により効果は異なります。
実際の製品の効果を確認するには、使用条件において試験が必要です。